断酒ingヒーロー

日常生活でアルコール依存症と向き合い、断酒・禁酒の方法と効果やメリットを探っていくブログ。

晩酌が増える原因と、それに気付く方法。アルコール症テストをすれば依存症傾向がわかる。(断酒15日目)

盆休みが終わり、盆休みの間、ずっと酒を我慢できたことに満足しているnonbeyです。

今年は酒を飲まないお盆でしたので、清々しい気分です。

ある意味、これが一種の「達成感」というやつでしょうか。

f:id:nonbey20180806:20180820192955j:plain

今回は、なぜ「晩酌」はなぜ始まったのか、晩酌というのはどういうものなのか、

nonbeyなりに、まとめてみました。

 

 

アルコール知らず知らずのうちに、身体をむしばんでいく。

 

これまで盆休みでお酒を飲まなかったことなんて、20年なかったことです。

二十歳を超えてからは、酒を飲む機会があれば、何のためらいもなく飲酒していたので、なんの疑問もなく盆休みを過ごしていました。

 

 30歳を超えたあたりからでしょうか。

付き合いで酒を飲むことが、だんだんと辛くなってきたんですね。飲んでいるときは楽しい。でも体力的には年々辛くなってくる。

たしかに仕事の仲間と飲むことは楽しいのですが、それが長時間になり深夜になると体力的にもたなくなってくるんです。私の場合ですが。

 

「晩酌が楽しい」「晩酌のほうが楽」と回数が増えると危険。

 

そうなると一人酒のほうが楽になってきて、晩酌の回数が増えてきます。

晩酌も仕事が終わってから、というわけではありません。

 

いろいろな「晩酌 = 一人酒」があります。

 

  • 仕事が終わってから、家についてから飲む酒。

  • 家族で夕飯のために外食に行ったときに飲む酒。(徒歩)

  • 仕事が休みの時に、夕飯前から飲みだす酒。

  • 仕事が休みの時に、昼食から飲み始める酒。

  • 飲み会から帰ってきてから、仕上げに飲む酒。

  • 趣味に没頭しながら飲む酒。

  • 読書をしながら飲む酒。

  • ゲームをしながら飲む酒。

  • スマホを見ながら飲む酒。

  • ネットサーフィンをしながら飲む酒。

  • 仕事からの帰宅中に飲む酒。

  • お風呂上りに飲む酒。

  • 電話しながら飲む酒。

  • お風呂に持ち込んで飲む酒。

  • ラーメンを食べながら飲む酒。

  • 寝る前に飲む酒。

 

ざっと挙げても、いろいろな一人酒があります。

飲まな人にとってはあえりない飲み方でしょう。

「そんなタイミングで飲む必要ある!?」とツッコミがありそうです。

でもお酒が好きな人なら、心当たりがある人が結構いると思いますよ。

 

飲酒生活が習慣化するという意味が、少し理解できるのではないでしょうか。

 

成人はアルコールを飲んでも、誰からも責められない。そこが怖い。

 

アルコールというのは、

他の薬物と違って、成人になれば誰でも飲んでいいものです。

ましてや日本は、法律的にも問題ないですし、社会的に寛容な国ですので、周りに迷惑を掛けないくらいでは、だれからも文句も言われることはないでしょう。

 

だからこそ、依存症になりやすいのです。

 

依存症には、薬物、ギャンブル、ゲームなど、人それぞれの趣向により様々です。

ギャンブル、ゲームなら直接身体に与える影響は少ないかもしれませんが、薬物とアルコールに関しては、心身に与える影響はあまり変わりません。

短期間で依存症になるか、長期間で依存症になるかの違いだけです。

 

お酒の場合は、少量から長い期間(数年)を掛けて習慣化され、依存症に近い状態になっていきます。自分でも気づくのに時間が掛かるというわけですね。

 

だから比較的に気付きにくいのと同時に、いったん依存症になると、長い期間で形成されたものですから、元に戻すのも長い期間が必要となります。

 

 久里浜式アルコール症スクリーニングテスト

 

ここでアルコール依存症チェックを簡単にしてみましょう。

 

「新久里浜式アルコール症スクリーニングテスト」というものです。

  1. 食事は1日3回、ほぼ規則的にとっている。
  2. 糖尿病、肝臓病、または心臓病と診断され、その治療を受けたことがある。
  3. 酒を飲まないと、寝つないことが多い。
  4. 二日酔いで仕事を休んだり、大事な約束を守らなかったりすことがある。
  5. 酒をやめる必要性を感じたことがある。
  6. 酒を飲まなければいい人だと、よく言われる。
  7. 家族に隠すようにして、酒を飲むことがある。
  8. 酒が切れたとき、汗が出たり、手が震えたり、イライラや不眠など苦しいことがある。
  9. 朝酒や昼酒の経験が何度かある。
  10. 飲まないほうが、よい生活が送れそうだと思う。

 

※判定方法として、

 質問1に関しては、〇が0点、✖が1点。

 質問2~質問10に関しては、〇が1点、✖が0点。

 合計4点以上は、アルコール依存症の疑いがあり、

 1点~3点は要注意。

 でも質問1だけの1点なら正常で。もちろん合計で0点の人も正常。

 ちなみに、上記は男性用のテストでした。

 

 女性用のテストもあるので、興味のある方は下のリンクで

 スクリーニングテストができるので、やってみたはいかがでしょうか。

 

www.kurihama-med.jp

 

わたくしnonbeyの結果は、5点。

とくに強く、当てはまってしまったことは、質問5、質問7、質問10。

 

質問7の「家族に隠すようにして、酒を飲むことがある。」は、家族に黙って飲むことなので、それだけ自分が罪悪感を持って飲んでいるということになります。

 

罪悪感の中で酒を飲みだすことは、改善への一歩でもある。

 

「やめよう、やめよう」

「今日こそは絶対に飲まずに寝て、次の日はスッキリ起きる!」

 

と決めていても、なぜか夕方になってくると、

飲んでもいい理由を考え出して、結局飲んでしまう。

自分で飲まないと決めたことなのに、飲んでしまい、それが家族にバレるのが嫌で隠してしまう。

本当に情けない話ですよね。

でも、酒に罪悪感を感じること自体が、改善への一歩であると私は思います。

 

今日はアルコール依存症について、依存症チェックを紹介しました。

 

今後も、お酒は好きだけど「アルコール依存症ではない」と思っている方が、少しでも依存症について理解して、その悪影響を知り、生活を「共に」改善できるようにブログを継続していきたいと思います。

 

最後まで読んでいただき、本当に有難うございました。