酒をやめたい、その理由3点。アル中にならないために、自分で決めていること。(断酒17日目)
スーパーにいくと、アルコールコーナーが目に入り、その素晴らしい陳列状態に目と奪われ、「最近どんなお酒が出ているのかなぁ」と興味をそそられている、nonbeyです。
買うところまではいきませんが、手に取ってみたい欲求には駆られるので、それを我慢している今日この頃。
「でも1本飲んだら、また飲酒生活へ逆戻り」と思うと手が止まります。
1度飲むと、またアル中生活が始まるという、恐怖概念がある。
スーパーやコンビニに行くたびに思うのは、素晴らしいアルコール飲料の陳列状態。
缶自体のデザインも、メーカーがしっかり考えて作り上げられているものですよね。
それが陳列棚に隙間なく並べられている様子は、芸術作品を隙間なく埋めているようなもので、ある意味美術的に綺麗に見えます。
「このチューハイの陳列はいいなぁ。」「ビールが輝いて見える。」
など、昼間の時間にアルコール飲料の陳列棚を見ると、そう思ったことはないでしょうか?
私は毎日思います。
できるだけアルコール飲料のブースには行かないようにしているのですが、買い物をしている以上、目に映らないわけにはいかず、目に映ると数秒見てしまう。
一度見に映ってしまうと、
「今はどんな酒がでてるんだろう。」
「ビールで、7%って、アルコール分が高すぎじゃね?」
とか一人で心の中で呟いたりしています。
新しい商品は、実際に手に取って見てみたい気持ちになりますが、手に取って見てしますと、その手がカゴの方へ運んでしまう危険性が高いので、指で触って、360度の角度から見るだけにしています。
「そこまで我慢する必要ある?」
そういう考え方が頭をよぎることは多々ありますが、けれども、毎日の飲酒状態に戻る方が、nonbeyにとってはデメリットなので、手に取りたい気持ちを抑えることができます。
私がなぜ、そこまで飲酒生活に戻りたくないか。
それを簡単に紹介します。簡単に思い浮かぶのは、次の3点。
1.一度飲んだら、絶対に飲酒生活が再開されるから。
いろいろな依存症に関わるアンケートや、アルコール依存の本などで、症状を照らし合わせると、自分がアルコール中毒であると理解できました。
「それって、考えすぎじゃない?」
「アルコール中毒っていう言葉に、騙されていない?」
「それこそ、病的だよ。」
なんて言葉も返ってきそうですが、私は60日の禁酒生活ができたときに、
「アルコール中毒症状なんて、自分には関係ない。」
「ここまで我慢できた以上、コントロールできる。大丈夫、大丈夫。」
と心の中では強がっていました。
しかし60日の達成記念にお酒を飲んでしまったことが、飲酒生活再開の、大きな原因になってしまったのです。
一日飲んだだけで、次の日に飲むというバカなことはしないのですが、1週間後の休みの日に、また飲んでしまいました。
「一週間、アルコールを入れていないから、飲んでもでしょう!」
「コントロールできている。一週間コントロールできたんだから・・・。」
もう、無理矢理に飲酒をコントロールできていると、自分で言い聞かせていました。
それからは、飲酒の間隔が、1週間、1週間、3日、2日、1日、毎日、毎日、、、、。
だいたい1か月くらいでしょうか。
飲酒する日と、飲酒しない日を交互にくりかえしていたのは。
結局、最後には「あきらめ」が自分の中で、飲酒を納得させます。
「人生を送る中で、社会人として生きる中で、酒を飲まないわけにはいかないよな!」
「だったら無理せず、飲んでしまおう。」
・・・これで、毎日のアルコール生活に元通りということです。
結果的に1度の飲酒が生活スタイルを変えてしまうので、私自身、病気なのだと。
アルコール中毒症状の一部が、自分の中にはある。そう確信したんです。
だからもう、「一日だけ」という甘い言葉には、負けないように頑張っています。
2.1度飲みだしたら、その日は眠るまで飲み続けるから。
アルコールを、「今日は1本まで」「今日は2本まで」と、量を決めて飲める人はいいでしょう。
しかしアルコール中毒者にとっては、その我慢がききません。
パチンコやスロットをする人だったら、少しわかると思いますが、
手元に10万円の余裕があり、財布にも入っています。
2万円負けていて、もう少しお金を投入すれば、アタリが引けるかもしれない。
そういう状況で、途中で辞めることができるでしょうか。
10万円使っても、なんの問題もないんです。余裕資金ですから。
無くなっても、余裕資金なので、もったいなくもない状態です。
そもそも、2万円使うこと自体が、もったいないことではありますが、パチスロ経験者であれば、この気持ちは理解できるのではないでしょうか。
「あと1万円くらい、打ってみるか。」
そして、また打ち出す。
アルコールもこれと同じです。
私のよう、アルコールを大量に摂取しても、ほどよい高揚感がいられる人間にとっては、たった100円から200円のビールやチューハイは安いもの。
「もう1本くらい、飲んでもいいか。」
これがエンドレスに続きます。
「ああ、これは飲みすぎた・・・」
と飲んでいる最中に後悔していても、
「次に日にシャワーを浴びて、スッキリしたら大丈夫だろう。」
という言い訳をして、また一本。
もう終わってますよね。
言い訳、言い訳、言い訳、
結局、ブレーキがきかないんです。
3.毎朝のだるさや、顔のむくみで、毎日毎日毎日、後悔するから。
これは誰でも同じなのではないでしょうか。
私は普通のサラリーマンです。
会社に行って仕事の仲間と顔を合わせますし、仕事について相談したり話し合ったりすることもあり、それが終わっても自分の仕事をコツコツ進める毎日です。
アルコールを飲みすぎると、仕事効率がものすごく下がります。
しかも、一緒に働いている人に、飲みすぎたことを知られるくらい飲んでいると、相手にも失礼です。
「あれ、nonbeyさん。酒臭くない?」
「なんか、顔色も悪いし、なんか黒い・・・。むくんでるし。」
「口臭なのか、体臭なのか、どっちかわからないけど、臭う・・・。」
同じ環境で仕事をしている仕事仲間に、敬遠されること間違いなし。
一人で仕事をしているだけなら、だれにも迷惑を掛けないと思うのですが、数人で働いている職場であれば、体調を整えて仕事にあたるというのが基本だと思っています。
ですが、自分の甘さが原因で、アルコールが原因で体調を崩したまま、翌日をむかえてしまう。
これが嫌で嫌で、自分としてはとてもアルコールに対して後悔する要因になっています。
今回は、nonbeyが酒を辞めたい、その理由について話させていただきました。
読んでいただけ方で、自分はなんで酒を辞めているのか、もしくは辞めたいのかを教えてくれると、お互い支えになると思いますのでコメントいただければと思います。