断酒ingヒーロー

日常生活でアルコール依存症と向き合い、断酒・禁酒の方法と効果やメリットを探っていくブログ。

ゲーム・ネット依存を考える。(その2)自分で薄々気づいていても、やめられないのが依存の証拠。

今回もネット・ゲームに関わる依存症について調べてみました。

どうも、断酒継続中のnonbeyです。

 

f:id:nonbey20180806:20180828001441j:plain

(出典:http://joshi-blo.hateblo.jp/entry/2018/06/20/104005

 

 

 

やめたくても、やめられないのが「依存」

 

ネットやゲームのやりすぎだと薄々気づいていはいても、それ以上に「もっとやりたい」という気持ちが強く、自分ではやめられなくなっていると、それは依存ということです。

 

依存の人は、やめられない。

 

ネットやゲームをやりすぎて問題が起こっているのに、自分を止められなくなっていると依存です。問題の存在や周りの人からの指摘を否認する傾向があります。

 

そうなんです。

私の同僚でもアルコール中毒症状に近い人がいて、

「アルコールを少し抜いてみたら?」と禁酒を勧めると、

「いや、飲んでない時もずいぶんあったけど、結局その時はタバコと同時にやめようとしてたから、ストレスが溜まって飲んじゃった。でも、辞めれるときは、スパッと辞められるから、いまはその時じゃないよ。」

と軽くあしらわれたのですが、たぶんこれが否認というのでしょうね。

 

依存と思われる症状。

 

  1. 問題が起こる、注意される。ネットやゲームをやりすぎることで問題が起こったり、それを人に注意されたりする。

  2. 注意されてもやめられない。人に注意されても、ネットやゲームを続けてしまう。むしろ反発して暴言を吐いたり暴力をふるったりする。
  3. 問題を認めることができない。睡眠不足やネットでの課金などの問題が起こりはじめていても、それを問題として認めない。問題を軽視する。

 

よくないと思っても、自分ではやめられない。

 

依存とは、ネットやゲームのやりすぎによって、睡眠不足やお金の使い道などの明確な問題がおきているにも関わらず、自分を止めることができず、行動がエスカレートしている状態です。

 

「なんか、アルコールの飲酒量が増えていく様子に似ていますよね。」

 

問題が悪化して不登校や欠勤、家庭内暴力、多額の借金といった深刻な事態に至り、まわりの人に注意されても、ネットやゲームをやめることができません。

本人は依存に薄々気づいていたりするものですが、やめたくても自分では欲求や行動を制御できない「コントロール障害」の状態になっています。

本人の意思の問題ではなくなっているのです。

 

お酒も、

「絶対に今日は飲まないでおこう。」と朝から自分で決めていても、なぜか夕方になると飲みたくなる症状が出てきて、「今日くらいは暑かったから、飲んでもいいかな。」などの言い訳がはじまり、夜には「明日からやろう」という愚かな考えになって飲んでしまいます。

 

自分では制御できない状態になっていますよね。

「あなたは、飲んではいけないとわかっていても、適当に理由をつけて飲んでしまうときはありませんか?」

 

nonbeyは、いつもそうでした。

結局、朝になると「昨日は飲まないと決めていたのに、なんて意思が弱いんだ。」と後悔する毎日が続いていました。

もう、それが嫌で嫌で、断酒に至ったわけですが本当に依存という症状は怖いです。

 

ネット依存・ゲーム依存がよくわかる本 監修 樋口進