断酒ingヒーロー

日常生活でアルコール依存症と向き合い、断酒・禁酒の方法と効果やメリットを探っていくブログ。

酒(アルコール)では現実逃避できない。お酒を辞めて、現実の問題を解決していこう。

毎日毎日、お酒で一日の疲れを癒そうとして、結局疲れてしまっていたnonbeyです。

 

お酒って、飲むと嫌なことを忘れたりできますが、はっきり言って、その時だけですよね。本当はわかっているのに、ちょっとの時間だけ嫌な気分から逃げたい。そんな甘えが原因で次に日の朝に後悔する。

 

こんなことが毎日毎日続いていました。だから断酒しています。

 

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酒で、現実逃避はできない。

 

アルコールについて現実逃避。

そんなことが一般社会では言われていますが、実際に現実逃避できるのは酒を飲んでいる一瞬だけであって、次の日になってみれば現実は何も変わっていません。

 

あえて言うなら、お酒の力を借りて、いつもなら言えない言葉を発したことで現状が変わったり、考え方が変わったりすることもあるでしょう。

 

しかし基本的には変わりませんよね。

とくに一人酒(一人晩酌)なら尚更です。原状回復なんてありえません。

現実逃避には酒は不向きだと思います。かえって悪い方向に向かうのではないでしょうか。

 

現実逃避というより、お酒が役に立つ場面はあります。

 

  • 異性を口説くとき。(酔っぱらったことを前提に利用する)
  • シラフでは言えないことを言いあえる。
  • 煮詰まっている商談をお酒という力技で切り抜ける。「ぶっちゃけ本当は、〇〇の理由があるから、本当にお願いしたいんですよ!」)

まぁ、数え上げればもっとあると思いますが、結局これって酒なしで言っているとシャレにならないことが多いですよ。

お酒を悪モノにして、その背後に自分を隠して、いろんなことを円滑にしている。

だから、お酒というものはメリットもあるんです。

 

しかしそれは現実逃避とは意味合いが違います。

 

例えば、すごく憂鬱なときなことがあったときに酒を飲んで何もかも忘れて愉快になれるとかいうと、そんなことはありません。

嫌な気分の時に、さらに酒を飲んだら、もっと嫌な気分になるだけです。

酔っぱらってくる最初は気分いいかもしれませんが、最後の方は後悔の気持ちが大半を占めます。

 

だから結局、飲まないほうが現実逃避できます。

問題があるのなら、その問題に対して真摯に向き合って対応するほうが現実逃避になるんです。

 

お酒を飲んでばかりでは現実問題を解決するパワーも残りませんし、その気すらなくなって無気力状態に陥るのがオチ。

 

それが嫌だったら、まずは一日辞めてみて、その日は問題を解決するための本を図書館で借りて読んでみる。

そういうことの小さな積み重ねが「問題回避」につながると私は考えます。